シンプルで飽きのこない、家族の居心地を考えた住まい
私たち夫婦と子ども3人の5人家族は、長年姫路市内のマンションで暮らしてきました。戸建てに住みたいという気持ちは以前からありましたが、子どもたちの学校区に合う土地が見つからず、なかなか踏み出せずにいました。
そんな中、子どもが中学生になり、通学エリアの範囲が広がったことで希望に合う土地と出会えたことが家づくりのきっかけになりました。また、住宅性能を比較していく中で、性能と価格のバランスが良いと感じられたことも決め手です。
シンプルさと統一感を大切にした空間づくり
家づくりで一番大切にしたのは、「シンプルに暮らせること」。色数はできるだけ絞り、白とグレー、木目を基調にすることで、全体に統一感とすっきりした印象を持たせました。飽きがこず、長く心地よく過ごせる空間を目指しました。
動線を工夫した水回りと、家族で使えるキッチン


特にこだわったのが水回りの動線です。何度も検討を重ね、家事がしやすく、日々の暮らしがスムーズになるよう配置を工夫しました。キッチンはアイランド型を採用し、家族みんなで使えるように。料理や片付けを一緒に楽しめる、コミュニケーションの場にもなっています。
また、洗濯動線もこだわりのひとつ。室内干しができるスペースのすぐ隣に収納を設けたことで、干してそのまま片付けることができ、外干しの必要がなくなりました。雨の日も気にせず過ごせて、とても便利です。
階段下には一人でゆっくり寛げるスペースを設けました。ちょっとした自分だけの時間を過ごせる場所があると、暮らしにゆとりが生まれます。


屋根付きの庭と、天然木のアクセント
庭は屋根とタイルデッキにしていて、植物のお世話がしやすいようシンクも設置しました。家族でバーベキューをした際には、突然の雨でもすぐに屋根の下へ移動できて便利でした。外観には天然木のサイディングをアクセントとして取り入れており、お気に入りポイントのひとつです。


暮らしてわかる、性能と快適さ
実際に住み始めてからは、その快適さを日々実感しています。20年以上前に建てた実家と比べると、住宅性能の違いがよく分かります。
生活動線や収納のしやすさも使いながら良さを感じており、これから少しずつ整えていくつもりです。
子どもが年齢を重ねても、この家に帰りたいと思えるような、居心地のいい空間にしていきたいと思っています。